住商、インドネシアで日野トラックのファイナンス事業に参画

サービス・商品住友商事は、インドネシアで日野自動車製トラック、バス向けのファイナンス事業に乗り出す。

日野、同国の自動車ビジネス大手の「インドモービル・マルチ・ジャサ社」と3社合弁で販売金融会社「日野ファイナンス・インドネシア」を来春設立。日野とインドモービル社が40％ずつ、住友商事は20％を出資する。

新会社は日野製トラック・バス向けの金融サービス提供を中心としたキャプティブファイナンス会社として販売金融事業を行い、顧客との関係強化を目指す。現地販売代理店やディーラーと一体となって最適な車両を提案するほか、車両の購入方法を紹介することで提案力を強化する。

日野にとって同国は日本に次ぐ重要な市場となっており、住友商事は1970年代に日野製車両をインドネシア向けに輸出、正規販売代理店にも出資参画するなど、長く同国での日野製トラック・バスの拡販に取り組んできた。