財務・人事阪急阪神ホールディングスが3日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算のうち、国際輸送事業は営業利益が20億5900万円と5億3500万円(35.1%)増加した。
日本法人では円安が進行した影響で輸入の取扱いに弱い動きが見られたものの、輸出が堅調に推移した。
海外では米国・ASEAN・中国を中心に貨物需要の回復基調が続き、成長市場の南アフリカ・ヨハネスブルグ、日系企業が多く進出する中国北東部の長春でそれぞれ拠点を開設、グローバルネットワークを拡充した。
[阪急阪神HD・国際輸送]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期 | 2014年3月期第3四半期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 28,831 | 27,772 | 3.8 |
営業利益 | 2,059 | 1,524 | 35.1 |