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内航動向4月、自動車輸送が53%減

2011年5月23日 (月)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた、4月末時点の内航海運の輸送動向調査結果によると、2009年10月以降リーマンショック直前の80%台まで回復していた輸送量は、東日本大震災の影響を受けて自動車、東北地方からの積荷に関わる輸送量が著しく減少し、再び貨物船の輸送量が減少傾向に転じている。4月の速報値では鉄鋼が93%(前年同月比)、原料が93%、雑貨が94%、自動車が47%、セメントが105%となっている。

 

タンカーの輸送量は08年8月から減少を始め、09年4月には対前年比率が90%を割り込んだ。その後は減少に歯止めが掛っているものの、横ばい状態が続いている。4月の速報値では黒油が99%、白油が97%、ケミカルが96%、特タン船が96%となっている。