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自動車・黒油の内航輸送が堅調

2012年3月19日 (月)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた2月の輸送動向調査によると、貨物船・油送船の元請オペレーター上位50社の輸送量は、貨物船が1778万6000トン(前年同期比2%増)、油送船(タンカー)が1173万9000トン(3%増)となった。

 

貨物船の輸送品目別では、鉄鋼が3%減、原料が5%減、雑貨が7%減、自動車が22%増、セメントが2%減――となり、自動車が下半期の好調な国内販売に支えられ、堅調な輸送量を維持していることが分かった。

 

タンカーは黒油が20%増、白油が4%減、ケミカルが1%増、特タン船が9%減で、黒油が原発の不稼働に伴う電力向け需要の増大を反映し、輸送量が増加した。