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原油輸入の中東依存度80.3%、3か月連続減少

2015年2月27日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁が2月27日に発表した1月の石油統計速報によると、1月の原油輸入量は1720万kl、前年同月比12.7%減と前年を下回った。

輸入量はサウジアラビア(523万kl、6.5%減)、アラブ首長国連邦(430万kl、6.5%増)、ロシア(180万kl、13.8%増)、カタール(171万kl、36%減)、クウェート(126万kl、30.1%減)――の順で多かった。

同月の中東依存度は80.3%で、前年同月に比べて2.9ポイント減と3か月連続して前年を下回った。

燃料油の生産は1652万kl(4.3%減)と3か月連続して前年を下回った。油種別では軽油は増加したが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油、B・C重油は減少した。

燃料油の輸入は338万kl(4.7%減)と前年を下回った。輸出は273万kl(22.3%増)で3か月連続して前年を上回った。

国内販売は1714万kl(5.7%減)と10か月連続で減少。軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。在庫は1073万kl(1.2%増)で5か月連続して前年を上回った。ナフサ、ジェット燃料油、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油、A重油は前年同月を下回った。