環境・CSR北九州市は17日、県内の港湾で初めて事業継続計画(港湾BCP)を策定したと発表した。
3月27日に門司区西海岸の旧大連航路上屋で、「北九州港事業継続推進連絡会」を開催し、参加者間で意見交換を行った上で定めた。
計画は「大規模災害の発生で停止した港湾機能・産業活動を発災前の平常レベルに、いかに早く回復させていくかが重要だ」として、連絡体制の整備、行動計画の共有、計画の更新、施設整備などの事前対策――を基本方針として設定した。
今後は、国などから新たな災害想定が公表されるなど、関係する情報の追加・更新に対応するため、継続的に連絡会を開催していく。