サービス・商品カシオ計算機は23日、落下強度3メートルを実現したスキャナ一体型のハンディターミナル「DT-X8」シリーズのラインアップを拡充し、RFIDタグや非接触ICカードに対応した「DT-X8-11J/21J」を9月1日に発売すると発表した。
次世代の近距離無線通信規格「NFC-IP2」に対応したリーダライタを搭載。スキャナを使ったバーコードなどの読み取りだけでなく、ISO15693に準拠したRFIDタグ(13.56MHz)や、MIFARE、Felicaなどの非接触ICカードの認識にも対応した。書類や部品の管理など、RFIDタグを活用したソリューションに対応するとともに、非接触ICカード認証により、ログイン時のセキュリティ強化も合わせて実現する。
表示画面には、屋内外で見やすいカラー表示を低消費電力で実現する「Blanview」液晶を採用し、直感的に操作できるタッチパネルも備えた。RFIDタグやバーコードなどの読み取り操作用トリガーキーは、前面と両サイドの合わせて3か所に装備。無線LANやBluetooth(Ver.2.0、Class2)の標準装備など、現場で役立つ多彩な特長を備える。
バーコード読み取りに対応した半導体レーザースキャナ搭載のDT-X8-11Jと、二次元コード読み取りにも対応したC-MOSイメージャ搭載のDT-X8-21Jから、業務内容に応じて選択できる。