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輸送日数を10日間に短縮

郵船ロジ、南沙発日本向け自社混載直航便を開始

2015年6月15日 (月)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは15日、中国現地法人が5月に南沙(広州市)発東京・名古屋向け海上自社混載直航サービスを開始した、と発表した。

これまで、広州エリア発の海上輸送は香港までフィーダー船で輸送し、本船搭載後に日本へ向けて出荷していたため、15日の輸送日数がかかっていた。

新サービスでは南沙新港保税物流園区の南沙CFSでバンニングの後、東京・名古屋へのダイレクト輸送するため、輸送日数を10日に短縮し、香港で積み替えが発生しないことで、ダメージ軽減など輸送品質の向上につながる。

広州エリアで同社の小口海上輸送はコ・ロードでの対応だったが、自動車関連部品を中心に多頻度少量輸送の需要が高まったことから、新サービスを開始することにした。

これにより、中国発日本向けの自社混載サービスは上海、深セン、香港に続いて4レーン目となる。将来的には同レーンの増便も視野に展開するとともに、南沙発タイ向けなど自動車物流の需要が高いレーンでのサービスを拡充していく方針。