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4月の造船統計、生産指数17.6%減少

2015年6月16日 (火)

調査・データ国土交通省が16日に公表した4月の造船統計(速報)によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は受注14隻(103万9000総トン)、起工24隻(88万6000総トン)、竣工25隻(78万7000総トン)となった。

竣工船価は703億円、生産指数は40.8(前年同月比17.6%減)で、このうち国内船の竣工実績は4隻(7万2000総トン)、生産指数は171.6となった。内訳は貨物船(ばら積み船、自動車専用船)2隻、自動車航送船1隻、油送船1隻。

輸出船の竣工実績は合計21隻(71万4000総トン)、生産指数34.2となった。輸出船の内訳は貨物船が19隻で、うち一般貨物船2隻(マルタ、バヌアツ向け)、ばら積み船9隻(パナマ、シンガポール向け)、コンテナ船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船6隻(パナマ、シンガポール等向け)、木材兼ばら積み船1隻(香港向け)。

油送船は2隻で、鉱石兼油送船1隻(マーシャル諸島向け)、LPG船1隻(マーシャル諸島向け)。となった。鋼船修繕実績は、123隻で工事金額は76億円。