財務・人事ヤマタネが13日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比9.6%増の886億7400万円、営業利益が同55.1%増の58億6400万円、最終利益が77.8%増の54億9800万円だった。物流と食品の両カンパニーが伸び、物流不動産の一部流動化や投資有価証券売却益も利益を押し上げた。
物流カンパニーは売上高が4.6%増の260億7900万円、営業利益が45.8%増の23億6900万円。倉庫事業で一部荷主の失注があったものの、海外引っ越しの取扱件数が前年を上回ったほか、25年7月に連結子会社化したヤマタネドキュメントマネジメントとキョクトウの連結効果も加わった。外注コストや人件費増の価格転嫁、取扱量に応じたリソース配分の効率化も利益を押し上げた。
食品カンパニーは売上高が13.5%増の562億8200万円、営業利益が71.3%増の40億2700万円。コメ販売事業では販売数量が23.3%減の5万4000玄米トンにとどまったが、需給ひっ迫による販売単価上昇や政府備蓄米の精米作業受託、農産ベストパートナーとしん力の新規連結も増収増益要因となった。
27年3月期は売上高985億6000万円を見込む一方、営業利益は29.9%減の41億1000万円を予想する。食品カンパニーでコメ需給緩和による差益圧縮を想定するほか、人的資本投資やDX(デジタルトランスフォーメーション)投資など将来基盤整備費用が利益を圧迫する見通しだ。
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