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関東運輸局調べ

5月の港運取扱量、東京・横浜・千葉で外内貿すべて減少

2015年8月18日 (火)

調査・データ関東運輸局がまとめた5月の管内輸送動向によると、港運は輸出入、内航貨物の取扱量がともに東京、横浜、千葉の3港で減少した。輸出入貨物(外航船舶)が東京港で9.9%、横浜港で5%、千葉港で1.7%減少した。国内移出入貨物(内航船舶)は横浜港で20.9%、東京港で9.5%、千葉港で9.8%の落ち込みとなった。

JR貨物の管内発の荷動きのうち、車扱貨物は石油や亜鉛鉱石などの減少で4.7%減少、コンテナ貨物も0.5%下回った。トラック(4月実績)は宅配貨物取扱が6.9%、特別積合せ貨物が3.2%、一般トラックが0.9%、トラックターミナルが0.3%――とすべて増加した。

海運は、長距離フェリーが3.5%減、内航貨物船は10%減となった一方、湾内フェリーは欠航が少なかったため、49.6%と大幅に伸びた。航空(速報値)は、成田空港の輸出が0.1%増、輸入が4.6%減となり、羽田空港では国内線貨物が1.7%減、国際線貨物が22.8%増となった。

普通倉庫は月間入庫高が9.1%減、月末保管残高が1.7%減。冷蔵倉庫は、月間入庫高が1.3%増、月末保管残高が8.9%増となった。