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【4-6月期】川崎近海汽船、増収減益

2011年7月29日 (金)
2012年3月期連結(単位:百万円)
 2012年3月期1Q2011年3月期1Q増減率
売上高10,2639,5737.2%
営業利益118434-72.7%
経常利益75382-80.3%
当期純利益316353-10.3%

ロジスティクス 

近海部門のうち、不定期船輸送は日本向け石炭・ドロマイトなど、ばら積貨物輸送が年度契約により安定した輸送量を維持。定期船輸送も、好調な鋼材需要に支えられ、輸送量は前年同期を上回ったが、燃料油価格の高騰が響き収支は悪化した。

 

内航部門では、不定期船輸送は鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船が順調な稼動となり、安定輸送量を確保した。定期船輸送は釧路航路、苫小牧航路、北九州航路で震災の影響により一時、北関東から京浜港へ寄港地を振り替え、その後、原航路へ復帰したが、輸送量は減少した。八戸-苫小牧のフェリー航路も、震災の影響により八戸港から青森港へ代替寄港する臨時ダイヤを実施したが、旅客需要が低迷し、輸送量は減少した。