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NECが開発、ウェアラブルグラス・ウォッチと連携

腕に仮想キーボード、検品・在庫管理で利用想定

2015年11月6日 (金)

サービス・商品NECは5日、作業者の腕を仮想キーボード化する「ARmKeypad」(アームキーパッド)」を開発したと発表した。検品、在庫管理といった業務での利用を想定している。

腕に仮想キーボード、検品・在庫管理で利用想定

(出所:NEC)

ウェアラブルグラスとウェアラブルウォッチを連携させる新しい認識技術として、作業者の前腕に仮想キーボードを表示するもので、腕にキーボードや入力ボタンを装着している感覚で高速・高精度なタッチ入力が可能になる。

手元を見ることですぐに仮想キーボードが出現し、入力操作を開始できる状態となるため、ハードウェアコントローラのようにデバイスを取り出す、手に持つといった動作で作業を中断することがなくなる。動作の誤検出防止機能も搭載する。

仮想キーボードのため、利用シーンに合わせてキーレイアウトを自由に変更でき、音声入力が困難な騒音下での利用にも適している。腕へのタッチ(振動)によって入力を判別し、接触・非接触を区別して検出、タッチをしたことを作業者自身が触覚的に確認できる。ジェスチャー操作による入力に比べ、作業者が操作できたかを判断しやすくなるという。