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厚労省調べ

運輸・郵便業の夏季賞与額5.8%減(30人以上)

2015年11月9日 (月)

調査・データ厚生労働省が9日発表した9月の毎月勤労統計の調査結果(速報)によると、運輸・郵便業で5人以上の事業所を対象とした、労働者1人あたりの夏季賞与額は32万3463円・0.94か月分で、前年に比べて2%減少した。

調査した産業すべての平均は2.8%の減少。30人以上の事業所では34万2007円・0.9か月分で5.8%減と、全体の平均(3.2%減)を上回る減少幅となった。

運輸・郵便業の月間現金給与総額は前年同月比0.1%減の29万408円で、このうち定期給与額が28万6461円(0.1%減)、特別給与額が3947円(7.6%増)。定期給与のうち所定内給与は0.2%減、所定外給与は前年同月並みだった。

月間実労働時間は所定外労働が0.7%減り、全体で170.7時間(0.8%減)となった。労働者総数は329万7000人(2.1%増)で、雇用形態は一般労働者が3.7%増加し、パートタイムが5%減少した。