国際CMA CGM(フランス)とDSV(デンマーク)は7日、低炭素海上輸送の利用拡大に向けた契約を締結したと発表した。DSVがCMA CGMの低炭素輸送ソリューション「ACT+」を利用し、今後2年間でCO2排出量を1万2000トン削減することを目標とする。主に第2世代のUCOME由来バイオ燃料を活用する。
ACT+は、従来の船舶燃料と比べてCO2排出量を最大83%削減できるとするサービスで、荷主やフォワーダーが低炭素燃料の利用分を輸送に紐付けて排出削減に活用する仕組み。今回の契約では、DSVがグローバルな海上輸送でACT+を利用し、自社と顧客双方のサプライチェーンにおける排出削減につなげる。DSVは2050年までに自社事業とバリューチェーン全体でネットゼロを達成する方針を掲げており、今回の取り組みもその一環となる。
CMA CGMは2050年のネットゼロを目標に、LNG(液化天然ガス)やメタノールに対応する二元燃料船の導入を進めている。2031年までに、低炭素エネルギーを利用可能なLNG・メタノール二元燃料船を200隻運航する計画だ。26年には2万4212TEU型LNG燃料コンテナ船シリーズの第1船「CMA CGM NOTRE DAME」を投入した。
両社は今回の契約を通じ、低炭素燃料の利用を海上輸送に組み込み、サプライチェーン全体の脱炭素対応を進める。
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