サービス・商品WAQMIEL(ワクミエル、川崎市)は8日、産直EC(電子商取引)やふるさと納税返礼品を扱う事業者向けに、配送中の温度、湿度、衝撃と到着時の商品状態を測定・分析するサービス「おとどけ品質研究所」を9日から本格提供すると発表した。配送途中で箱内部に生じる変化をデータ化し、梱包方法や配送条件の見直しにつなげる。
利用時は、実際に発送する商品にデータロガーを同梱し、同研究所宛てに送る。輸送中の温度、湿度、衝撃を計測するほか、到着後には外箱、梱包材、商品状態、結露や着霜、開封時の印象など計8項目を確認する。結果は写真や計測データを含むレポートにまとめ、オンラインで改善案を提示する。
産直ECやふるさと納税では、生鮮品や冷凍食品、高単価果物など配送条件の影響を受けやすい商品も多い。配送中の温度変化や衝撃が商品劣化や返品、再送につながる一方、原因を把握しにくいケースもある。同サービスは、こうした配送品質を可視化し、梱包資材や保冷方法、配送温度帯の比較、新商品の出荷前検証などでの利用を想定する。
実証例では、冷凍便で輸送した商品でも、配送拠点での積み替えや車両の扉開閉とみられるタイミングで箱内温度が0℃を上回るケースを確認したという。WAQMIELは、データに基づく配送条件の見直しを通じ、商品廃棄や再送、クレームの削減につなげるとしている。
料金は1回計測プランで通常3万5000円。10月31日までの申し込みを対象に2万5000円で提供する。送料や資材費は別途必要となる。
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