ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

内海造船、川崎汽船向け7550台積自動車船が進水

2015年11月25日 (水)

荷主内海造船は25日、因島工場で建造中の7550台積み自動車運搬船「オリオンハイウェイ」が同日進水すると発表した。自動車船は川崎汽船が発注したもので、2016年3月に引き渡す。

川崎汽船向けに建造される7550台積み自動車運搬船4隻シリーズの2番船で、1番船はジャパンマリンユナイテッド(JMU)有明工場で建造されている。

車両は船尾右舷と船体中央右舷のショアーランプ扉から船内に入り、倉内ホールドランプを経由して所定のデッキまで自走して搭載する。

3層のリフダブルデッキを含む13層のデッキを備え、乗用車・トラック、重車両のほか、鉄道車両も積載できる仕様となっている。

■主要目
全長:199.99メートル
全幅:37.5メートル
深さ:38.23メートル
満載喫水:9.9メートル
車両搭載能力(乗用車):7550台
車両倉:車両甲板(リフダブルデッキ3層含む)12層
ガレージデッキ1層
乗組員:31人
主機関:MAN B&W 7S60ME-C8.2 1基
連続最大出力:1万3000キロワット×102.6min-1
航海速力:20.0ノット
船籍:パナマ
船級:日本海事協会
起工:2014年6月23日
進水:2015年11月25日
完工:2016年3月下旬