スターフェス、札幌市と災害時食料品調達支援協定

環境・CSRスターフェスティバル（東京都渋谷区）は14日、札幌市との間で、災害発生時に同社が食料品の調達、配達に協力することを定めた協定を締結した。

札幌市で災害が発生した場合には、周辺の飲食パートナー、配送パートナーと連携し、住民に必要な食料品などの調達を支援する。今後は災害状況でも豊かな商品バリエーションの中から、最適な弁当などの食料品を提供するなど、より速やかに復旧活動を行える体制を構築する。

同社は創業間もない2011年3月の東日本大震災の際、液状化やインフラ設備へ大きな被害が出た千葉エリアで、復旧作業にあたるスタッフに、19日間・延べ4万6000食の弁当を提供した。

その後、製造・配送パートナーを拡充し、13年にサービス提供エリアを47都道府県へ拡大。北海道エリアでは、同年11月から弁当宅配を開始し、今月時点で札幌市へは400種以上の商品を宅配で提供できる体制となっている。