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サムスンバイオ、875億円投じバイオ医薬品工場起工

2015年12月22日 (火)

拠点・施設サムスンバイオ、875億円投じバイオ医薬品工場起工韓国のサムスンバイオロジクスは21日、同国仁川経済自由区域の松島(ソンド)で同社3か所目となるプラントの起工式を行ったと発表した。サムスン電子の李在鎔副会長、サムスンバイオロジクスのキム・テハン社長兼最高経営責任者(CEO)ら500人以上が参加した。

第3プラントは総投資額8500億ウォン(875億6514万円)を投入して建設し、18万リットルの生産能力と生産効率の両面で世界最大規模のバイオ医薬品生産プラントとなる。2017年までに完成させ、検証を経て18年第4四半期に操業を開始する。

同プラントが操業を開始すれば、サムスンバイオロジクスは36万リットルの総生産能力を持つ世界最大のバイオロジクスの受託生産機関(CMO)になる見通しで、これにより、同社は年間売上2兆ウォン、営業利益1兆ウォンを達成できるとみている。

今後は長期的な計画として第4、5プラントに投資し、CMO事業の継続的な拡大を目指す。第1プラントは最近、米食品医薬品局から正式に生産認可を受けており、第2プラントは16年初めに操業を開始する。