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佐川急便、スマート納品で配達情報の提供開始

2016年1月18日 (月)

ロジスティクス佐川急便は18日、大型物流施設やショッピングモールへの納品時に事前仕分けや時間帯別納品を実施することで入荷業務の効率化を図る「スマート納品」の提供先に対し、翌日到着予定の荷物の個数を開示する「スマート納品」配達情報サービスの提供を開始した、と発表した。

(出所:佐川急便)

(出所:佐川急便)

同社は2014年10月からスマート納品の提供を開始し、利用者から「庫内作業の効率化が図れ、出荷業務もスムーズになった」と評価を受ける一方、到着する荷物の個数が把握できないことで、「想定を超えた場合の対応が非常に困難」という課題が顕在化してきたことから、配達情報を提供することで解決を図ることにした。

スマート納品の提供顧客には仕分け用の専用コードを付与しているため、全国で荷物集荷時に入力されるコードから対象の番号宛ての荷物個数を集計することで、翌日到着予定の個数をリアルタイムで開示できるという。

出荷場所が遠方の場合は翌日到着しないケースもあることから、対象顧客の所在地を起点に佐川急便の翌日到着定義をあらかじめ計算して設定することにより、翌日到着と翌々日到着を区分けして表示することも可能にした。

また、出荷人情報などの受託データが確定した段階で、どの企業から何個の荷物が発送されたかの詳細情報を確認することができるようになるために、何がどの程度届くのかも把握できる。