フードニチレイは22日、サイバー攻撃によって発生したシステム障害について、影響を受けた入出庫業務と冷凍食品出荷業務の全拠点を今週中に通常稼働へ移行する予定だと発表した。外部のセキュリティー専門会社と安全対策を講じながら復旧を進めており、警察や関係機関とも連携して攻撃の詳細を調査している。
被害を受けたサーバーの一部には個人情報が保管されていたことから、同社は対象者へ個別に通知している。個人情報の種類や対象人数、外部への漏えいの有無については明らかにしていない。15日時点では、個人情報保護委員会に漏えいの可能性がある事案として報告していた。
今回の障害は13日に発生し、冷蔵倉庫の入出庫や冷凍食品の出荷に影響が広がった。その後、17日から業務を順次再開していた。食品メーカーや外食、小売りなどの供給網にも影響したが、復旧は全拠点での通常稼働へ移る段階となった。
一方、一部報道によると、ハッカー集団「RansomHouse」(ランサムハウス)がダークウェブ上で今回の攻撃への関与を主張し、ニチレイの内部データを窃取したと表明した。ニチレイは攻撃者を特定しておらず、同集団の主張やデータ流出を確認したとも発表していない。犯行主体や窃取されたとする情報の内容は、現時点で確認されていない。
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