拠点・施設ジェイアール東日本物流(東京都墨田区)は22日、千葉県市川市に「市川ディストリビューションセンター」を新設し、2026年10月から順次稼働すると発表した。施設は6月30日に完成しており、延床面積は3万3430平方メートル。JR東日本のエキナカ店舗向け物流で、温度帯別に分散していたセンター機能を集約し、庫内作業と輸配送の効率化を図る。

▲市川ディストリビューションセンター外観(出所:ジェイアール東日本物流)
施設は地上4階建てで、冷凍、冷蔵、定温、常温の4温度帯に対応する。1階は5度の冷蔵と18度の定温、4階は5度から16度までの変温冷蔵とマイナス20度の冷凍、2階と3階は常温倉庫として運用する。各階は垂直搬送機、荷物用エレベーター、スパイラルコンベヤーで接続する。異なる温度帯の商品を同一施設内でピッキング、仕分けし、1台のトラックに混載することで、輸送回数の削減につなげる。

▲4階にある冷凍倉庫(出所:ジェイアール東日本物流)
常温エリアには、パレット自動倉庫、高速仕分け搬送台車、ケースピッキングロボット、GTPシャトル、順立てシャトルなどを導入する。設備を制御するWES(倉庫実行システム)と組み合わせ、入庫から保管、仕分け、ピッキング、出庫までの省人化を進める。冷蔵エリアには2027年5月、DAS(デジタルアソートシステム)を導入する予定。
トラックバースは1階と2階に配置し、1階には温度管理に対応するドックシェルターを設けた。施設は高谷ジャンクションと原木インターチェンジに近く、都心部に加えて首都圏全域への配送を想定する。JR京葉線・二俣新町駅から徒歩7分の立地で、カフェテリアや無人売店、顔認証式の入退館システムも備える。
BCP対策として、受変電設備と非常用発電設備を屋上に配置した。屋上にはPPAを活用した太陽光発電設備を設置し、発電した電力を施設内で自家消費する。CASBEE認証のAランクを取得しており、BELSの最高評価となるZEB認証も取得する予定。同社は既存のエキナカ物流の再編に加え、コールドチェーンを中心とする外部向け物流事業の拡大にも活用する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























