
▲協定締結時(出所:トラスコ中山)
ロジスティクストラスコ中山は21日、愛知県や得意先である東陽(愛知県刈谷市)と「災害時における応急生活物資供給等の協力に関する協定」を締結したと発表した。
協定は、災害対策基本法に定める災害が発生、または発生する恐れがある場合に、愛知県の要請に基づき応急生活物資を供給することを目的とする。トラスコ中山が保有する全国の物流センターの在庫を活用し、東陽を通じて被災地へ必要な物資を届ける体制を構築することで、災害時の物流機能の強化を図る。
物資供給の中核を担う物流拠点は、5月に稼働した「プラネット愛知」(北名古屋市)である。延床面積は8万9160平方メートル、在庫アイテム数は62万アイテムで、年間出荷可能金額は約1000億円。2030年までに100万アイテム以上の在庫体制を目指している。免震構造を採用しており、大規模災害時にも物流機能の維持を図る。

▲物流センター「プラネット愛知」(出所:トラスコ中山)
同社はBCP対応として、発電機やビニールシートをはじめとする災害時復興支援物資2万1800アイテムを常時在庫し、このうち118アイテムは通常を上回る6カ月分以上を確保している。また、全国29か所の物流センターを相互に連携させることで、供給ルートが寸断された場合でも他拠点から供給できる体制を整備している。
さらに、8月稼働予定のHC東日本物流センターを含む主要物流拠点や東京本社には免震装置を導入し、災害時でも供給を止めない体制づくりを進めている。現在は44自治体と災害復興協定を締結・合意しており、今後も災害時に役立つ企業づくりを進めるとしている。
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