デンソー、障害者雇用促進の新会社を設立

環境・CSRデンソーは26日、障害者雇用を促進するための新会社「デンソーブラッサム」を設立したと発表した。社内郵便物の仕分け・配達や清掃・緑化など、デンソーからのオフィスサービス業務を受託し、2017年4月から操業を開始する。

同社はこれまで、生産職場と1984年に設立したデンソー太陽2（愛知県蒲郡市）で身体障害や知的障害者の雇用・活躍促進に取り組んできたが、新会社のデンソーブラッサムでは、社会的に就労が進んでいない重度障害者など、障害の種類や程度、本人の志向に応じて働く場を選択できるよう、多様な就労機会を創出する。

デンソーグループでは、デンソー太陽での雇用を含めて2014年度の障害者雇用数は599人で、全従業員に占める雇用割合は2.15％となっている。