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1月の原油輸入2.5%減、ロシアからの輸入42.3%減

2016年2月29日 (月)

調査・データ資源エネルギー庁が29日に公表した石油統計速報によると、1月の原油輸入量は2.5%減(前年同月比)の1677万キロリットルと、2か月連続で前年を下回った。

国・ 地域別輸入量はサウジアラビアが652万キロリットル(24.8%増)で最多となり、アラブ首長国連邦(UAE)が421万キロリットル(2.1%減)、カタールが137万キロリットル(19.9%減)、クウェートが万131キロリットル(4.4%増)、ロシアが104万キロリットル(42.3%減)――の順で続いた。

中東依存度は87.1%で、前年に比べて6.8ポイント増と3か月連続して前年を上回った。

国内の燃料油生産は4.4%減の1578万キロリットルと、5か月連続で前年を下回った。油種別ではナフサ、ジェット燃、ガソリン、灯油、軽油、A重油、B・C重油の全油種で減少した。

燃料油の輸入は1.3%増の342万キロリットルと3か月ぶりに前年を上回った。輸出は3%減の265万キロリットルと10か月ぶりに対前年減少。

国内販売は3.6%減の1651万キロリットルで4か月連続で前年を割り込んだ。ナフサ、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油、A重油、B・C重油が下回った。

在庫は2.5%減の1047万キロリットルと、6か月連続して前年を下回った。ガソリン、ジェット燃料油、軽油、A重油が増加し、ナフサ、灯油、B・C重油は減少した。