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阪急阪神エクス、2月の航空輸出件数5.5%減少

2016年3月3日 (木)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは3日、2月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取り扱い件数が1万4484件(前年同月比5.5%減)で13か月連続減少、重量も4282トン(17.9%減)で7か月連続のマイナスとなった。

米州(TC-1)向けは、米国西部、南米への自動車のスポット出荷による増加があった一方で、前年の米国港湾ストでの特需の反動で減少したことが大きく影響し、重量ベースで37.4%減少となり、6か月連続で前年実績を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、フランス向けの自動車はスポット出荷があったが、主力のドイツ向けが前月に続き前年特需の反動から重量ベースで20.7%減、4か月連続で前年マイナスとなった。

このほかの地域(TC-3)向けは、中華圏の旧正月の営業で中国、香港、台湾への荷動きが落ち込んだことに加え、ASEAN向けも堅調だったタイを除いて低調に推移し、7.6%減少となり4か月連続で前年を下回った。

輸入取扱件数は1万3847件で、前年並みだった。品目別では、主力の自動車部品が前年並みで推移したほか、コンピューター部品や高級バッグ・装身具の取り扱いが堅調だった。