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阪急阪神エクス、1月の航空輸出件数7.5%減

2016年2月3日 (水)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは3日、1月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取り扱い件数が1万5400件(前年同月比7.5%減)で12か月連続減少、重量も4121トン(19.3%減)で6か月連続のマイナスとなった。

米州(TC-1)向けは、米国中西部向けの自動車の取り扱いが前年の反動で大きく落ち込み、重量ベースで29.7%減少、5か月連続で前年実績を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、フランス向けの自動車・医療は堅調だったが、主力のドイツ向けが前年特需の反動から半減。全体では重量ベースで26.4%減、3か月連続で前年マイナスとなった。

このほかの地域(TC-3)向けは、ほかのエリアにくらべて減少幅が小さいものの、主力の中国向けをはじめ、低調な荷動きを示した。タイ向けの自動車・電子部品や、台湾向けの半導体材料は堅調に推移したものの、全体では重量ベースで19.3%減少し、3か月連続で前年実績を下回った。

輸入取扱件数は10.2%減少の1万2015件で、19か月連続のマイナスとなった。品目別では、自動車部品が前年をやや上回ったが、機械部品・アパレルは低調に推移した。