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日通総研・企業物流短期動向調査

4-6月の物流動向、小幅な改善にとどまる見通し

2016年4月27日 (水)

調査・データ日通総合研究所が26日に発表した3月の企業物流短期動向調査結果によると、国内向け出荷量荷動き指数は1-3月実績見込みが2015年10-12月実績を9ポイント(P)下回り、マイナス11となった。4-6月の見通しは6P上昇してマイナス5と小幅な改善にとどまる。

輸送機関別利用動向指数の4-6月見通しは、一般トラック、鉄道コンテナ、内航コンテナ・RORO船で改善方向に動くものの、全輸送機関で利用動向指数のマイナスが継続。同社は「利用回復に向けた足取りは依然として鈍い」とみる。

輸出入貨物量荷動き指数の4-6月見通しは、外貿コンテナの輸出、輸入で改善する一方、国際航空の輸出で悪化し、国際航空の輸入では横ばいとなる。この結果、全輸送機関で荷動き指数はマイナスとなり、「荷動き減退の動きに変化はない」(日通総研)。

■詳細
http://www.nittsu-soken.co.jp/report/trend/file/tankan-zenbun2016-3.pdf