国際航空機部品メーカーのラテコエール(フランス)は16日、米ラディアが全長108メートルで開発を計画する大型貨物機「WindRunner」の電気配線相互接続システム(EWIS)の開発企業に選定されたと発表した。機体の電気系統の設計や統合を支援し、大型機の運航要件に対応する配線基盤を構築する。
WindRunnerは、特殊な空港設備に依存せず、防衛、エネルギー、民間航空、航空宇宙、人道支援などに使う大型貨物を直接輸送する構想の貨物機。ラディアは世界最大の貨物機になるとしており、通常の輸送機では取り扱いが難しい大型貨物の輸送を想定する。

(出所:ラテコエール)
ラテコエールは、フランス・トゥールーズの設計拠点とラディアの開発現場から、機体の電気アーキテクチャーや配線システムの開発を支援する。EWISは機内の電力供給や各種機器間の信号伝送を担うシステムで、ラディアはWindRunnerに搭載するものが航空機として最大規模になるとしている。
ラディアは機体開発の進展に合わせ、部品やシステムを担当する提携企業を順次選定している。ラテコエールは民間機や防衛機向けに配線、航空電子機器ラック、機内システムなどを供給しており、今回の参画でWindRunnerの電気系統の開発を担う。
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