拠点・施設沢藤電機は16日、タイ・エレクトリック・インダストリーズ社(TEI社)との間で、合弁会社の設立に向けて合弁契約を締結すると発表した。
今後も堅調な需要の増加を見込めるアジア地域で、製造、販売拠点を設立するため、現地企業のTEI社と合弁契約を結ぶことにしたもの。
これにより、沢藤電機は海外生産シフトを進める販売先への対応を実現するとともに、円高リスクの回避、現地部品調達化などによるコスト競争力の強化を図り、事業拡大に取り組むとしている。出資比率は沢藤電機が74%。
合弁会社は2012年1月20日に設立し、スタータ、オルタネータなどの電装品、エンジン発電機用発電体の製造・販売事業を展開する。