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TIACT、10月の貨物取卸量4割増加

2016年11月9日 (水)

調査・データ東京国際エアカーゴターミナル(TIACT)が8日発表した10月の貨物取扱量は、取卸量が前年同月比45.5%増の1万6505トン、積込量は26.5%増の9904トンで、取卸量、積込量ともに8か月連続の増加となった。このうち羽田発着貨物の割合は取卸量が47.5%、積込量が27.4%。

積込量の内訳は、羽田空港発着貨物が2700トン、他空港転送貨物6166トン、郵便1038トン。取卸量は羽田空港発着貨物7845トン、他空港転送貨物7241トン、郵便1419トンとなった。羽田搬出貨物のうち生鮮品の実績は3176トンで40%を占めた。内訳は野菜が71%、果物10%、植物9%、水産物8%、その他が2%だった。

上屋搬入から貨物チェック完了までの到着貨物の搬入処理時間は、品質管理基準に対して旅客便(2時間以内)が48.3%の達成率、貨物便(4時間以内)は83.6%だった。