調査・データ中国物流購買連合会と国家統計局サービス業調査センターが7月31日発表した2026年7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は49.2となり、前月から1.1ポイント低下した。景気拡大・縮小の分岐点となる50を再び下回り、製造業活動は縮小圏に入った。高温や台風、豪雨などの季節要因が生産や物流、需要を押し下げたと分析している。
項目別では、生産指数が1.5ポイント低下の49.9、新規受注指数が2.7ポイント低下の48.5となった。新規輸出受注指数も0.5ポイント低下の49.6で、国内外の需要がそろって鈍化した。港湾物流への天候影響も輸出の変動要因になったとみている。購買量指数は2.0ポイント低下の49.4、輸入指数は2.1ポイント低下の47.5、原材料在庫指数は0.1ポイント低下の48.3となり、企業が調達や在庫を抑える動きも表れた。
企業規模別では、大企業が49.5、中堅企業が49.7、小企業が47.4で、いずれも50を下回った。特に消費財製造業は新規受注指数が前月から6ポイント超低下して47未満となり、沿海部を中心とした台風や豪雨の影響が大きかった。一方、装備製造業PMIは51.4、高技術製造業は53.3と拡大圏を維持した。
価格面では、原材料購入価格指数が53.2と50を上回ったものの、前月から1.0ポイント低下し、4か月連続で下落した。出荷価格指数も0.4ポイント低下の47.8となり、2か月連続で縮小圏にとどまった。原材料価格の上昇圧力は残るものの勢いは鈍化し、製品価格は弱含んでいる。
8月は悪天候の影響が薄れ、影響を受けた地域の生産やサプライチェーンが正常化することで持ち直す可能性があるとしている。一方、新規受注や輸入は50を下回っており、需要回復の持続性にはなお不透明感が残る。
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