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CBRE調べ

中部の物流施設マーケット、向こう2年で15万坪供給

2016年12月8日 (木)
中部の物流施設マーケット、向こう2年で15万坪供給
空白

調査・データCBREは8日、中部圏の物流施設マーケットの動向を調べたレポートを発表した。レポートによると、中部圏ではこれまで大規模なマルチテナント型物流施設の開発が進まず9月末時点の空室率は0%とひっ迫した状態が続いている。

製造業出荷額が全国1位で人口増加が続く愛知県では、今後も工業系、消費財系の両面で物流需要が見込まれている。向こう2年間の新規供給スペースは15万坪と9月末時点のストック面積とほぼ同等のボリュームだが、CBREでは「潜在需要からみて物流施設の過剰感はない」とみている。

また、供給が集中する17年4−6月には空室率が一時的に15%程度まで上昇するが、その後は18年にかけて低下傾向が続き、18年10−12月期には9%前後で落ち着くとの見通しを示す。

実質賃料は14年後半から上昇ペースが加速。16年7−9月期時点では坪単価3410円でボトムから17%上昇、「今後も緩やかながら上昇は続く」と予想している。

■詳細
http://www.cbre.co.jp/JP/research/Pages/Special-Reports-ViewPoints.aspx

(画像:CBRE)