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16年11月の名古屋港取扱貨物量、4.8%減少

2017年2月22日 (水)

国内名古屋港管理組合が21日公表した昨年11月の名古屋港統計速報によると、入港船舶は2828隻(前年同月比4.9%増)で、総トン数は1940万トン(1.8%減)となった。総取扱貨物量は移出が増加したものの、輸出入、移入が減少し1588万トン(4.8%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出では自動車部品(23.5%増)が増えたものの、完成自動車(18.3%減)が減少し450万トン(3.9%減)となった。輸入ではLNG(13.5%増)が増加したが、鉄鉱石(24.3%減)、石炭(10.3%減)が減少したため589万トン(9.5%減)となった。全体では1039万トン(7.1%減)と減少。

内貿貨物は移出が281万トン(3.1%増)、移入が268万トン(3.1%減)となり、全体では549万トンで前年並み。

外貿コンテナ貨物量は、418万トン(9.1%増)で前年実績を上回った。このうち輸出は完成自動車(1.6%減)が減少したが、自動車部品(23.4%増)、産業機械(12.8%増)が増え、204万トン(13.1%増)と増加。輸入は衣服・身廻品・はきもの(15.9%増)、自動車部品(4.9%増)が増加し213万トン(5.5%増)と増加した。