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昭和電工、高純度アルミ箔事業強化へ新拠点

2012年3月5日 (月)

拠点・施設昭和電工は5日、電解コンデンサーの主要材料、高純度アルミ箔の事業を強化する一環として設立する中国生産拠点の起工式を行ったと発表した。

 

起工式は子会社の昭和電工ロ業(南通)有限公司が、江蘇省南通市の南通経済技術開発区の工場建設地で行った。新拠点では、堺事業所(大阪府堺市)から供給する高純度箔地の最終加工までを行い、中国国内の顧客に販売する計画。2013年後半から生産を開始する。

 

中国では、家電製品から輸送機器まで幅広く使用される電解コンデンサー市場の拡大が見込まれていることから、現地生産拠点を新設することで需要拡大に対応していく。