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昭和電工、中国で高純度アルミ箔の生産増強を完了

2015年4月6日 (月)

荷主昭和電工は6日、中国で高純度アルミ箔の生産能力増強工事を完了し、今月から量産を開始したと発表した。

アルミ電解コンデンサーは、家電製品からIT機器、電気自動車やハイブリッド車、新エネルギー分野まで幅広く使用されているが、特に中国ではエコカーや太陽光発電のパワーコンディショナー向けなど、中高圧型の需要伸長が見込まれている。

子会社の昭和電工アルミ(南通)は、中国の顧客にタイムリーに高圧用箔を供給する拠点として、昭和電工堺事業所で製造した中間製品の最終加工を行っているが、2013年10月の開設以降、中国の高圧用箔市場が拡大を続けていることを受け、月産能力を400トンから600トンに引き上げた。