サービス・商品日本オラクルは12日、理化学機器商社のアズワン(大阪市西区)がオラクルの提供する仕組みを用い、4300社の販売店が在庫情報を取得できるようになった、と発表した。
アズワンはオラクルの最新データベース「オラクルデータベース12cリリース2」のクラウド版を活用してAPIを公開し、データベース・マシン「オラクルエクサデータ」に格納された30万点以上の在庫データとリアルタイムに連携。
これにより、これまで1日1回のみ提供していた在庫データをいつでも最新データが取得できる環境となった。
アズワンはカタログや同社のウェブショップ「AXEL」を通じ、140万点超の商品情報を提供、ユーザーと販売店、メーカーを結ぶ配送体制を構築して商品を販売しているが、このうち30万点以上の在庫データをオラクルエクサデータへの負荷と処理時間を最小限に抑えながら、リアルタイムに外部連携する仕組みを模索していた。