ECアスクルは19日、トナー残量を自動検知して顧客に自動配送するサービスを開始した、と発表した。
「純正トナー割引&自動配送サービス」と名付けたこのサービスは、対象プリンタの購入者であれば、トナーを常時割引価格で購入することができ、予備トナーの買い置きが不要となる「IoTサービス」で、注文の手間が省けるほか誤発注防止にもつながる。
顧客から、プリンタや複合機で使用するインクやトナーについて「残量がわかりづらいため、トナーが急になくなって困った」「パッケージが類似している商品が多く、どの商品を買ったらよいか分からない」といった声が寄せられていた。
最初の対象プリンタはブラザー製で、プリンタ本体から出力した枚数に応じて料金を支払う「アスクルカウンター式プリントサービス」として2016年8月に開始。インクの残量を自動検知し、インクがなくなる前に顧客に自動配送するため、注文の手間や買い間違いの心配がなく、特に印刷枚数が月間2000枚以下の利用に適しているという。