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滝沢鉄工所、岡山に部品保管倉庫機能持つ新工場完成

2017年9月27日 (水)

拠点・施設金属工作機械の製造販売を手がける滝沢鉄工所は26日、岡山市の本社事業所敷地内に部品保管倉庫機能を持つ「本社第5工場」が10月に完成すると発表した。

近年需要が拡大している複数台の工作機械とロボットの周辺機器を連結し、自動化された生産ラインを構築する「ターンキー」案件の需要増加に対応し、全社的な生産性と収益性の向上を図るとともに、部品保管の外部倉庫への依存を低減させ管理コストを削減する。

また、老朽化した一部既存工場の将来的な建替えを見据え、生産体制の計画的整備を図る。

2階部分を連絡通路で接続したパーツセンター棟から効率的な部品供給を行う。2階で組立てたユニット部品を1階の製品組立工程に供給することで、組立工程全体のリードタイムを短縮する。「生産指示」「進捗状況」の見える化を実現する生産管理システムの構築により、ロスのない高効率な工場を目指す。

■新工場概要
名称:滝沢鉄工所本社第5工場
所在地:岡山市北区撫川983
面積:建築面積1740平方メートル、延床面積3100平方メートル
建物構造:鉄骨構造2階建て
建設費:8億円(主要な付帯設備を含む)
稼働開始:2017年10月
用途:NC旋盤(主にTTシリーズ)の製品組立、ユニット部品組立、部品倉庫