日産とDeNA、開発中の無人新交通の名称「Easy Ride」に

調査・データ日産自動車とディー・エヌ・エー（DeNA）は5日、共同開発中の無人運転車両を活用した新たな交通サービスの名称を「Easy Ride」（イージーライド）と決定し、一般モニターが参加できる実証実験を2018年3月5日から横浜市のみなとみらい地区周辺で開始する、と発表した。

「もっと自由な移動を」をコンセプトに、「誰でもどこからでも好きな場所へ自由に移動できる」交通サービスとして、それぞれの地域の既存交通サービスを補完するものとして開発。専用のモバイルアプリで目的地の設定から配車、支払いまでの流れを簡略化し、目的や気分に合わせて地元のスポットやおすすめの観光ルートなどの行き先を自由に選択できるようにする。

遠隔管制システムを採用し、無人運転時でも安心して利用できるサービスを目指すとともに、訪日外国人が利用しやすいよう多言語対応も予定している。

日産とDeNAは、自動運転技術を搭載した車両（有人）を用いた技術的な実証実験を17年中に開始し、一般モニターが参加するサービスの実証実験を18年3月5日から18日までの2週間、みなとみらい地区周辺で行う。

一般モニターは12月5日から公式サイトで募集を開始する。