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JMU、省エネ型バルク「フォメントスリー」引渡し

2018年1月9日 (火)
空白

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は9日、津事業所(三重県津市)で建造していたフォメントオーシャンボエッジズ向け次世代省エネ型バルクキャリア「FOMENTO THREE」(フォメントスリー)を同日引き渡したと発表した。

同船は鉄鉱石や石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーである載貨重量20万5000型船の後続船型で、載荷容量を増大させ、温室効果ガス25%削減を目標に開発されたGシリーズバルクキャリアとなっている。

最新の解析技術による低抵抗・高効率を追求した最適船型を開発、あわせて独自の省エネデバイス「スーパーストリームダクト」「サーフバルブ」の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成。

レッジバウと呼ばれる船首形状のほか新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上。電子制御エンジン、低摩擦塗料、大直径プロペラを採用し燃費性能を向上している。

■主要目
主要寸法:全長299.99メートル×幅50メートル×深さ25メートル×喫水18.4メートル
載貨重量:20万9935トン
総トン数:10万7148トン
主機関:MAN-B&W 7S65ME-C8.2 ディーゼル機関1基
航海速力:14.7ノット
定員:25人
船級:ロイド船級協会
船籍:シンガポール