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さくらインターネット

域内物流視野にキャナルシティで人流データ計測

2018年2月8日 (木)

調査・データさくらインターネットは8日、福岡地所が管理する「キャナルシティ博多」で人の流れを計測し、そのデータを公開すると発表した。

移動人数や人の動線などを計測するセンサーを設置し、人流計測データを取得するもので、周辺ビルを含めた地域で人流・物流計測データを活用した建築設計計画、販売促進や物流効率、エネルギー利用効率の改善などを視野に入れる。

▲人流センサー設置か所

まずは共用通路での人流計測データ公開から始め、ビル管理システムのデータに対象を拡張、段階的に対象となるビルを増やしていく。センサーの設置、取得したデータの公開などは、さくらインターネットの組織内研究所、さくらインターネット研究所が行う。

ビル関連データの取得・公開は3月から1年間実施。データ分析と活用で都市運営やビル利用を図るスマートシティ・スマートビルの実現を目指し、自治体や公共機関、民間業者が保持するデータを組み合わせ、オープンに活用できるようにする。

実際の現場データをもとにデータ流通基盤を運用・利用することで得る知見やノウハウは関係団体にフィードバックしていく。

▲取得データの様子