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東京税関調べ

はくさい8倍、1月のやさい輸入急増

2018年2月27日 (火)

ロジスティクス東京税関のまとめによると、台風や長雨の影響で1月のキャベツの輸入数量が前年同月の6倍、はくさいは8倍、レタスは2倍と急増していることがわかった。

これらの輸入された野菜は、主に加工用や外食用に使用され、東京税関では「スーパーなどの店頭に輸入品が山積みされることはないようだ」としている。

昨年10月からことし1月までの4か月間の輸入数量を2015年以降で比較した結果、キャベツとはくさいは、変動はあるものの、季節的な特徴は見られなかった。

輸入数量が月別で過去最大となった1月の月別単価を前年同月と比べるとレタスは上昇し、昨年4月とほぼ同水準となった、キャベツとはくさいは前年同月から下落した。

港別輸入数量はキャベツとレタスで東京港が1位。はくさいは東京港が2位だが、1月は東京港が42.4%と1位になった。主な港は東京港と神戸港で、船便が多い。

国(地域)別では、キャベツとはくさいは中国が9割超を占め、レタスは、台湾と米国を合わせると9割超を占める。