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JMU、省エネ型プロダクト・ケミカルタンカー引渡し

2018年5月17日 (木)
空白

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は17日、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)で建造していたプロダクトタンカー・ケミカルタンカー「HIGH NAVIGATOR」(ハイナビゲーター)を同日引渡したと発表した。

同船は、同社で豊富な建造実績を誇る各種タンカーのひとつとして建造されたMR型(Medium Range)プロダクト・ケミカルタンカーの第1番船。

独自の省エネデバイスである「サーフバルブ」の搭載・最適化に加え、高効率プロペラの採用により、大幅な推進性能の向上と燃費削減を実現。温室効果ガス(GHG)排出規制であるEEDIに対しては、2020年以降の契約船に適用されるフェーズ2レベルを先取りして満たしている。

電子制御エンジン、低摩擦塗料の採用により燃費を削減したほか、バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持など、さまざまな環境規制に対応している。

■概要
主要寸法:全長182.50メートル×幅32.2メートル×深さ19.05メートル
総トン数:2万9447トン
載貨重量:4万9921トン
航海速力:15.3ノット
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.5 ディーゼル機関1基
定員:25人
船級:日本海事協会
船籍:パナマ