JMU、プロダクト･ケミカルタンカー｢ノードジョイ｣引渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU）は27日、舞鶴事業所（京都府舞鶴市）で建造していたプロダクト／ケミカルタンカー「NORD JOY」（ノードジョイ）を26日に引渡したと発表した。

同船は同社で豊富な建造実績を持つ各種タンカーのひとつとして建造されたMR型（ミディアムレンジ）プロダクト／ケミカルタンカー。

独自の省エネデバイスである「サーフバルブ」の搭載・最適化、高効率プロペラの採用により、推進性能の向上、燃費削減を達成している。温室効果ガス（GHG）排出規制であるエネルギー効率設計指標（EEDI）に対しては、2020年以降の契約船に適用されるフェーズ2レベルを先取りして満足している。

このほか、バラスト水処理装置の装備、有害物質一覧表の保持など、さまざまな環境規制に対応している。

■主要目
主要寸法：全長182.5メートル×幅32.2メートル×深さ19.05メートル
総トン数：2万9447トン
載貨重量：4万9874トン
航海速力：15.3ノット
主機関：MAN B&W 6S50ME-B9.5 ディーゼル機関1基
定員：25人
船級：日本海事協会（NK）
船籍：パナマ