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セコム、物流施設のセキュリティ認証取得を支援

2018年6月21日 (木)

サービス・商品セコムは21日、サプライチェーンに関わる施設の物理的セキュリティ対策強化から、安全性を客観的に証明するための認証取得までをトータルに支援する「セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクト」を6月から発売すると発表した。

セコム・サプライチェーンセキュリティ・セレクトは、サプライチェーンに関わるさまざまなフィジカルセキュリティ認証の取得支援サービスで、今回第1弾として、世界最大の認証機関であるSGSグループの日本法人SGSジャパンと共同研究し、新たに2月に策定された「SGS施設セキュリティ評価登録証」の取得支援を開始する。

▲物流施設のセキュリティ対策イメージ(出所:セコム)

具体的には、セキュリティ対策に関する相談からセキュリティポリシーの作成支援、最適なセキュリティシステムの提供、審査準備支援まで一貫してサポートする。例えば物流施設では、部外者の侵入といった外的なリスクへの対策に加え、従業員・取引業者による不正や、荷抜き、荷差し、すり替えなどの内的なリスクにも対応できるよう、SGS施設セキュリティ評価基準に基づいたセキュリティ対策を提案する。

セコムは、SGSジャパンのサプライチェーンに関わる新しいセキュリティ基準「SGS施設セキュリティ評価基準」策定に協力しており、この評価基準では、サプライチェーン事業者がリスク低減のために採るべき施設の物理的なセキュリティ対策を標準化した汎用的な評価基準で、同基準に準拠していることを証明するSGS施設セキュリティ評価登録証を取得することで、施設の安全性を客観的にアピールすることができるようになる。