ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

サンデンの中国合弁工場竣工、電動コンプレッサー生産

2018年7月6日 (金)
空白

拠点・施設サンデンホールディングス(サンデン)は5日、上海汽車傘下のの華域汽車と設立した合弁会社「華域三電汽車空調」が、上海市浦東新区に新工場「華域サンデン合慶新工場」を竣工したと発表した。

新工場は、上海黄浦区の本社管理系の機能と上海市徐匯区(じょかいく)にある石龍工場から工場設備を移転・新築したもので、敷地面積は11万6000平方メートル、2階建ての北工場と南工場を合わせた建屋総面積は10万5000平方メートル。年間生産能力は1500万台と、サンデンの海外工場では最大の面積・生産能力となる。

合弁会社は2017年末から新工場に新規の生産設備の導入を始め、18年3月に本社機能を新工場へ完全移転、4月から新工場で正式に業務を開始し、主力のPXコンプレッサーの生産・販売をしている。8月からは電動コンプレッサーを生産する計画で、新工場で生産された製品は、独自の品質管理システムと生産管理システムで情報を一元管理する。