M&Aアートコーポレーションは30日、香港に駐在する日本人顧客の海外・島内引越を手がけてきた現地法人「アートバンライン香港」を海外引越専業のクラウンライングループへ譲渡する、と発表した。
クラウンライングループは、創業者で会長の森幹雄氏が38年前にシンガポールで立ち上げた海外引越専業の引越会社で、現在はアジアを中心に北米、中東と12か国で事業を展開している。
今回の取引で、アートバンライン香港はクラウングループの持株会社、CLホールディングスの子会社となり、事業譲渡を機にクラウンライン香港(CL香港)へと社名を変え、クラウンライングループの香港支店として8月1日から営業を開始する。
アートは今後、日本に事業基盤を持つアートと海外専門のクラウングループそれぞれの強みを活かしたネットワークを構築。CL香港を専属代理店として連携を強め、連携先として日本人などの海外転勤をサポートしていく。