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月島機械と三井不、市川工場跡地に物流施設

2018年8月3日 (金)

拠点・施設月島機械は3日、移設に伴い閉鎖する千葉県市川市の「市川工場」跡地に、三井不動産と共同で物流施設を開発すると発表した。

月島機械は、日本製鋼所と製造分野の協業に関する基本協定書を締結し、同社の製造機能を日本製鋼所室蘭製作所に移設することから市川工場を閉鎖する。かねてから工場閉鎖後の跡地活用方法について検討を進めており、今回、三井不動産と共同で物流施設を開発することした。

三井不動産のノウハウや物流施設開発の実績を生かし、事業企画から運営管理を一元化することにより物流施設の価値を最大化させ新たな収益を創出する。事業スキームの詳細は、「今後両社で検討していく」としているが、これらを有効活用を進める上で対象地の一部売却を予定しているという。

土地面積は8万2616平方メートルで、2019年3月までに土地の一部を売却。物流施設が竣工する21年冬頃に土地の一部を売却するとしている。売却額、売却対象面積については非公表。

■物流施設開発概要
対象地:千葉県市川市塩浜1-12月島機械市川工場
土地面積:8万2616平方メートル
用途:物流施設
着工:2020年冬(予定)
操業開始:2022年春(予定)