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つくば市、中央図書館にロボットスーツ導入

2018年8月6日 (月)
空白

サービス・商品茨城県つくば市は6日、図書館職員の作業負荷低減を目的に、1日からサイバーダインが開発・製造するロボットスーツ「HAL 腰タイプ 作業支援用」を中央図書館に導入したと発表した。同製品の図書館への導入は全国初となる。

図書館のバックヤードでの作業は大量の書籍の上げ下ろしなど、力仕事の連続であるため、「腰部への負荷を減らすことができる効果」に期待して導入。また、同製品に新たに防塵・防水機能が加わったことから、屋外作業となる移動図書館での使用などさまざまな場面で活用する。1日から来年3月31日までの8か月間、トライアル導入する。

つくば市が市内中小企業の販路開拓を支援するため、新規性の高い優れた新製品・サービスを市が優先的に導入する「トライアル発注認定制度」で導入。これまでに、14事業者(15製品・サービス)を認定し、うち8製品・サービスを導入している。

また、中央図書館はほかのトライアル発注認定商品である自動追従運搬ロボット「サウザー」を3月23日から導入している。

同製品は、脳から神経を通じて筋肉へ送られる信号を微弱な「生体電位信号」としてセンサーが読み取り、腰に装着した機体のモーターを動かすことで、人の動作を補助するもの。医学的・解剖学的観点からの解析・シミュレーションに基づき、腰部負荷を低減する機能を実現した。